ひきこもり先生（NHKドラマ）

ＮＨＫドラマ　ひきこもり先生　全５回が終わった。
不登校（気味）の中学生と、ひきこもりしていて社会復帰したばかりの臨時講師のお話である。
子ども（中学生くらい）を持つ親には、目が離せないドラマであった。
見てもらえばそれでいいんだけど、このドラマでは、子どもの問題は大人に起因しており（子ども同士のいじめについても、その対応の問題として）、大人が変わることを求めつつ、子ども達が変わることが”できる”ことを示唆するという、大筋で言うとそんな流れであった。
バッドエンドではない終わり方でよかったな、と思う反面、子ども同士のいじめ問題が表面化しない（このドラマでは大人は知ってるけど見て見ぬふりをしているという描かれ方だったけど、現実的には大人に気付かれないように子どもたちがしたらどうなる？）場合はどうするんだろう。。。とも思った。
子どもたちにはこのドラマは現実味があるように見えるのかそれとも関係ないことと捉えるのか？

個人的には2話の陸上部の子のお話がリアルで、靴の踵がつぶれていたり、外の水道で水をくんでいたり、、、自分のクラスメートが実はそんなことになっているかも、という想像力をもって小中高校生位にみて欲しいと思った。